アジャイルの心得

InfoQに出てた記事Agile's "One Essential Ingredient"で、アジャイルにおいて一番大事なのは、Humility(謙虚さ)のカルチャーだみたいなことが書かれているが、うーむと思ってしまう。

この記事ではマインドセットとかカルチャーという言葉が使われている。また、今読んでいる、Kent BeckのExtreme Programming Explainedでも、アジャイルにおけるValue(価値)とPrinciple(原理原則)っていうものを説明してから、Practice(方法論)にはいる。このValueとかも、マインドセットやカルチャーに共通したものを指してるような気がする。

日本では、価値とかマインドセットというものを突き詰めてしまうと、心とか精神とか根性とか、そういうものになっちゃいそうな気がして、それではソフトウェア開発の方法論にならないじゃないかと危惧してしまう。逆に、そういうことを全く考えない文化では、ちょっとはそういうことも考えると、丁度よくなるのかもなぁ。

スポーツにおける、強くなるための方法論と精神論のバランスの具合みたいのが、日本と西欧とでかなり違うのに似てる気がする。